にわか日本好きが選ぶ、気になるニュース

気になるニュースを思うまま書いてます。

【ロシア野党指導者暗殺の黒幕は?】ネムツォフ氏を日本の政治家に例えると。。

ロシア野党指導者・ネムツォフの暗殺事件、
容疑者が関与を認めましたね。


○ロシア野党指導者射殺、容疑者1人が関与認める
TBSニュース 2015年3月9日(月) 5時9分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2440033.html

プーチン政権に批判的だったロシアの野党指導者ボリス・ネムツォフ氏が射殺された事件で、
容疑者の1人が殺害への関与を認めました。

 ロシアのインタファクス通信などは、裁判官の話として、
7日に拘束された容疑者2人のうちの1人、
ザウル・ダダエフ容疑者がネムツォフ氏殺害への関与を認めたと伝えました。

ダダエフ容疑者はロシア南部チェチェン共和国の内務省の治安部隊にいたとされる人物で、
共に拘束されたグバシェフ容疑者とともに8日訴追されました。

 一方、このほかに新たに3人の男が8日拘束されたとモスクワの裁判所が発表しました。
事件をめぐり拘束されたのはこれで5人となりますが、
誰がネムツォフ氏殺害を首謀したのか、
また、さらなる共犯者がいるのかどうか、さらには、最も注目される犯行の動機など、
事件の解明はまだこれからです。

(転載終了)
===

ここで注目なのは、

ダダエフ容疑者は
【ロシア南部チェチェン共和国の内務省の治安部隊にいた】
とされる人物ということです。


昨日(2015/3/9)の「宮崎正弘の国際ニュース」の記事です。

チェチェン・マフィアの犯行説について書かれています。

○ネムツォフ暗殺の黒幕は?
http://melma.com/backnumber_45206_6176440/


--(転載開始)--

****************************************

 ボリス・ネムツォフ(元ロシア副首相)暗殺の陰に
   チェチェン・マフィアの犯行説も捨てきれないのでは?
****************************************

 ネムツォフの愛玩動物は猫だった。小渕首相訪露のおり、
この猫の置物を土産にしたところ、ネムツォフはたいそう喜んだ。

同時に驚いて小渕首相に聴いたそうな。「わたしの趣味をなぜ知ったか」と。
 それは佐藤優氏の助言だった。

 ネムツォフは経済改革の旗手としてエリツィン政権を支えたが、
同時に彼はチェチェン独立戦争には強硬姿勢をつらぬき、
チェチェン過激派から恨まれていたようだ。

 FCB(KGBの後身)の調査ではチェチェン・マフィアは
モスクワに於ける夥しい殺傷事件と誘拐に関わったとされ、
近年でもウクライナにおけるロシア支持派の側にたって戦闘に参加していると
「フリー・ラジオ・ヨーロッパ」(3月4日)が伝えている。

 2月27日、クレムリンのすぐ傍の橋で女性と歩いていたところを
ネムツォフは背中に四発の銃弾をあびた。

最近、ネムツォフはプーチン批判の最先頭にたっていただけに、
クレムリンの犯行を疑うのは当然であろう。

しかしながら、これほどあからさまな暗殺をクレムリンの目の前で行うには、
プーチンの仕業に見せかけた犯行という推測も浮かんでこないか。

--(転載終了)--


一昨日(2015/3/9)の朝日放送「正義のミカタ」でも、
筑波大学教授の中村逸郎先生が解説されています。

▽ロシア暗殺のミカタ:反プーチン政権の指導者が暗殺!
事件の背景に潜む多くの謎…いったい誰が?目的は?

今なら動画で見れます。(16分47秒あたりから)
https://www.youtube.com/watch?v=jvMYhHytR14&t=16m47s


(ちなみに余談ですが、続けて大阪都構想について
 反対派として藤井聡先生が登場されています。

 橋下さんについては、全く触れずです。(笑)

 (拙ブログ参考)
 ●維新が在阪テレビ局に「都構想に反対」
 藤井教授の出演自粛を要請【各局の反応】 
 http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-4767.html )


本題に戻りまして、
中村逸郎先生の解説では、もちろんプーチンがやった可能性はあるものの、


「国内がお祭りムードで浮足立っていたから」という説もある
ことを話されていました。
(日本人にはピンとこないですが・・・)


そして最後に紹介するのは、ロシアのことなのでもちろん
メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」です。


2回に分けて解説されています。

1回目(2015/3/5配信)では、
ネムツォフ元第1副首相がどんな人であるかの紹介

○【RPE】★ネムツォフ元第1副首相の死1
http://archive.mag2.com/0000012950/20150305000000000.html


1997年4月の世論調査で、ネムツォフさんは、「次期大統領にも
っともふさわしい人」ランキングでトップに躍り出たそうです。

38歳のころだそうです・・(早すぎる人生の頂点)


そして、2回目(2015/3/9配信)
日欧米とロシアの主張が全然違うことの解説です。

【RPE】★ネムツォフ元第1副首相の死2
(日欧米の主張とロシアの違いは正反対)
http://archive.mag2.com/0000012950/20150309000000002.html


ロシアでは、どのように報道されているのか?

その部分を転載します。

--(転載開始)--

ここからは日本の新聞に出てこない話。


出所は、ロシア国営テレビ局「RTR」です。


3月1日午後8時からの「ヴェスティ・ニデーリ」は、最初から
「ネムツォフ殺害」の話でした。

(動画はここでみれます。

https://www.youtube.com/watch?v=Xiw0c7G7fuQ )



「ネムツォフ殺害で、得をしたのは誰か?」という話。


司会のキシリョフさんは、


「ネムツォフは、野党政治家として有名だが、ロシアはそのせい
で殺される時代ではない」


と語り、最初から「政権関与説」を否定します。

(【国営】なので当たり前ですが。)


その後、この殺人が「私生活の問題である可能性」について触れ
ました。


ネムツォフさんは殺された当日、ウクライナ人美人モデル、
アンナ・ドゥリツカヤさんと一緒にいた。


写真はこちら↓
http://www.afpbb.com/articles/-/3041265?ctm_campaign=txt_topics



この二人は、つきあっていたそうです。


ネムツォフさんは55歳、アンナさんは23歳。


ものすごい年の差カップルですが。


ヴェスティ・ニデーリは、「アンナさんは、目撃者なのに傷一つない。
それはおかしい」といいます。


普通、殺人者は、目撃者がいたら、目撃者も一緒に殺すだろうと。


つまり、「アンナさんを好きで、ネムツォフさんに嫉妬した男が、殺しを依頼し
たのでは?」と。


ま、わかりません。


可能性はありますね。


その後、捜査委員会報道担当関係局のマルキン局長が、今回の事件の
理由について


〈1〉国内を不安定化させる扇動

〈2 〉イスラム過激派の犯行

〈3〉ウクライナの過激派の犯行

〈4〉ビジネス上のトラブル



をあげました。


その後、キシリョフさんは長々と、ネムツォフさんのすばらしさを
ほめあげます。



しかし、欧米がネムツォフさんについて、「最も有力な野党政治
家が殺された」と報道していることについて、


「それは違うだろ」といいます。


「最有力の野党政治家」といえば、「プーチンと対等である」
という印象を与える。


ただ彼は「野党」政治家だった。


そして、「血の政権(プーチン政権)は、競走相手をこう
やって排除するのだ」という印象を与える。


それに、


・経済制裁
・ソブリン格付けの 格下げ
・ロシアの悪魔化


などがつづくと。


キシリョフさんは、「ネムツォフの影響力は、欧米が
主張しているほど大きくないこと」を証明しようと試みます。


レバダセンターの世論調査によると、ロシア国民の86%が
プーチンの活動を支持している。



「あなたがもっとも信頼している政治家をあげてください」


という質問に、59%が「プーチン」と答えた。


ネムツォフさんは、トップ10に入っていない。



10位のクドリン(元財務相)を「信頼している」と答え
人はわずか3%。


つまり、
ネムツォフさんを信頼している人は、それ以下である。


その一方で、「信頼できない政治家ランキング」で、ネ
ムツォフさんは、8% で3位につけている。

(一番信頼できない政治家は、10%で極右政治家ジリノ
フスキー)


「現在、野党政治家の代表は誰ですか?」という質問で、

1位は、共産党のリーダー・ジュガーノフ。(10%)

ネムツォフさんは2%で6位。


しかし、(下院に議席をもたない)野党政治家の認知度
で、ネムツォフさんは、トップだった。(78%)



「国民の支持はないが、知名度はある。

この知名度が、ネムツォフには致命的だった」



「西側にとって、『生きている』ネムツォフは、必要なかった。

なんの展望もなかった。

死んでいるネムツォフの方が、利用価値がある」



「ある人たちは、カメラの前で冷酷に殺す。

イスラム過激派が 中東でやっているように。

他の人たちは、『殺しに関係ない』ふりをして殺す。

何か、『民主主義』についてつぶやきながら」



「いずれにしても、『殺し』は、大きなゲームの一環だ」



「ネムツォフが誰も邪魔していなかったこと。

誰の競走相手でもなかったこと。

ロシアの選挙に70の政党が参加していること。

これらの事実は、西側には必要ない。

血。

スター。(ネムツォフ)

野党。

反政府デモ。

銃弾。

彼ら(西側)には、これらが必要なのだ。

残酷だ」


「誰が殺したのか?

誰が、そんなことを知っているのか?

捜査?

そのとおり。

しかし、『リアクション』はもう起こっている。

西側の反応は、まさに私たちが今まで語ってきたように
起こっている。」



ここまででキシリョフさんは、明らかに、


「欧米と対立するプーチン政権を弱体化させるために、

欧米がネムツォフ殺害を利用した」


といっています。


(ドイツとフランスは最近、ウクライナ停戦の仲介をするなど、

好戦派の米英とは一線を画した行動をとっています。

独仏は、欧州でロシアと戦争するハメになるのを恐れている。

ですから、キシリョフさんが、「西側」というとき、主に米英を
さしていると思われます。)



これが、「クレムリン情報ピラミッド」というやつです。


驚かれた人も多いのではないでしょうか?


日本国は、米英 情報ピラミッド内にある。


そして、米英情報ピラミッドとクレムリン情報ピラミッドでは、「定説」
が正反対なのです。


たとえば、


・米英= リトビネンコさんを殺したのは、プーチン政権

クレムリン= Mi6か亡命した新興財閥ベレゾフスキーが殺した



・米英= マレーシア航空機を撃ち落したのは親ロシア派

クレムリン= 撃ち落したのは、ウクライナ軍



・米英= ロシアはクリミアを強奪した

クレムリン= クリミア住民投票で、97%がロシアへの編入を支
持した



今回の件も、ロシア国民で「プーチンがネムツォフを殺した」と考え
る人はほとんどいません。


理由はキシリョフさんがいうとおり、ロシアでネムツォフさんの影響力
が大きくなかったことです。


つまり、プーチン政権にとって、殺すメリットは少なく、国際社会から
非難をあびるデメリットの方が大きすぎると。



(確かに、今回の件で一番損をしているのはプーチンですね。

なんといっても、「プーチンは、ライバルを殺す残酷な独裁者だ!
」という印象を強化してしまった。)



ここまで読んで、普通の日本国民なら、「クレムリンはめちゃくち
ゃうそつきだ!」という反応でしょう。


私はもちろん、「クレムリンがウソをつくこと」を否定しません。



ただ、「アメリカはいつでも真実をいう」というのも、事実と違いま
す。


ここでは長くなるので具体例はあげませんが。


しかし、興味がある人は、こちらの記事を読んでみてください。


アメリカの重要なウソについて、「証拠」をあげています。

http://diamond.jp/articles/-/61185/


大国がつくウソについては、拙著クレムリン・メソッドに証拠つき
で山盛り事例をあげています。

是非参考になさってください。

そして、「なぜ」ウソをつくのかは、こちらの名著をお勧めします。

リアリズムの世界的権威ミアシャイマーさん作です。


●なぜリーダーはウソをつくのか 国際政治で使われる5つの
「戦略的なウソ」


(詳細は→ http://tinyurl.com/86spnt3 )





▼欧米とロシア、どっちがホントなの?



これ、私にはわかりません。


確固たる証拠がないのに、「プーチンがやった!」「アメリカがやった!」
と断言してしまう人もいます。


しかし、いったことを証明できないので、「陰謀論者」のレッテルをはられ
ることになる。


私は、「欧米はこう主張している」「ロシアはこう主張している」という話
をしました。


これは、「事実」なので、書けます。



しかし、キシリョフさんの「殺しは大きなゲームの一環だ」という言葉。


これは「そのとおりだ」と思います。


要は、アメリカとロシアは現在、「情報戦争」をしている。


(制裁で「 経済戦争」もし、ウクライナで代理戦争も起こっている。

いまは、一応「停戦中」だが。)



ネムツォフさんを殺したのが誰であれ、欧米にとっては、


「プーチン=ヒトラーの再来」

「プーチン=悪魔」


というプロパガンダを強化できる材料になっている。



「ネムツォフ殺害」とその後の、欧米とロシアのリアクション。


そこから私たちが知ることができるのは、「欧米とロシアは、リアルに
戦争中なのだ」ということなのです。


日本国民の皆さんもそのことを知っていただき、政府が軽率、軽薄なう
ごきをしようとしたら、止めなければなりません。


今、世界は本当に危険な状態になっています。

●PS1

FSBは7日、「ネムツォフ殺害の容疑者を拘束した」と発表しました。

名前は、アンゾル・グバシェフ、ザウル・ダダエフ。

カフカス地方出身だそうです。

彼らが実行犯だとしても、「依頼人」が明らかになることは、おそらく
ないでしょう。



--(転載終了)--


ちなみに、ドゥリツカヤさんがつきあっていたとされる
美人モデル、アンナ・ドゥリツカヤさんは、

以前に、プーチンのT-シャツを着ていたそうで、
プーチン寄りの人ではないかと、
「正義のミカタ」で中村逸郎先生が仰ってました。


色々とありますよね。。


それにしても、ロシアの世論調査は
面白いですね。


○「あなたがもっとも信頼している政治家をあげてください」

59%「プーチン」
ネムツォフさんは、トップ10に入っていない。(3%以下)


○「信頼できない政治家ランキング」

ネムツォフさんは、8% で3位につけている。



○「現在、野党政治家の代表は誰ですか?」

ネムツォフさんは2%で6位。


○(下院に議席をもたない)野党政治家の認知度

ネムツォフさんは、トップだった。(78%)




「国民の支持はないが、知名度はある。」




日本の政治家に例えると、誰になるでしょうかね。。。

私が思いつくのは、、、

菅直人元総理、鳩山由紀夫元総理、
勢いのあった野党代表で、渡辺喜美さん
くらいでしょうか。。。


ネムツォフさんも基本的には過去の人だったのかと思います。


で、物騒な例えですが、
反安倍の菅直人さんが暗殺されたとしたら、
その黒幕が「安倍総理だ!」とは思わないですよね。。。

菅直人さんに例えると、
ネムツォフさんに対して大変失礼なのかも知れませんが・・・


なにはともあれ、
「欧米とロシアは、リアルに戦争中なのだ」

ということをしっかり理解する必要があると思います。

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  1. 2015/03/09(月) 12:29:24|
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