にわか日本好きが選ぶ、気になるニュース

気になるニュースを思うまま書いてます。

曽野綾子氏「外国移民を受け入れるのは仕方がないが、居住区を分けるべきだ」

本日は書く時間がないので、
三橋貴明さんのブログ記事の紹介で終わります。

私も産経新聞を購読している頃は、
曽野綾子さんのコラムは好きだったのですが・・・

拙ブログでも、度々、曽野綾子さんのコラムを取り上げさせて頂きました。


●暑ければ労働の「量」が減り「質」が落ちる(曽野綾子)
http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-792.html

●司馬遼太郎氏に対する批判記事を書くと修正を求められる【曽野綾子】
http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-1649.html

●猫ひろし、五輪出場取り消しも 
国際陸上競技連盟が参加資格を疑問視【国籍は命がけの選択だ】
http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-2250.html



「3K労働者を受けれいて、住居は別にね。」


どう考えても失敗するでしょう、、、


曽野綾子さんの思想が、
竹中平蔵さんや橋下さんとあまり変わらないのにショックです。

(拙ブログ参考)
●「外国人どんどん受け入れる」の橋下さんに、
外国人に対する「礼儀」や「慎み」や「真剣さ」があるのか?
http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-4380.html


でわ、三橋さんのブログ記事をどうぞ↓

○「思想」の恐怖
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11989194676.html

(転載はじめ)

 短い文章で「衝撃」を与えるということは、なかなか難しいものですが、2月11日の産経新聞の曽野綾子氏のコラムには、衝撃どころか、率直に言って「恐怖」を覚えましたのでご紹介。


『2015年2月11日 産経新聞「曽野綾子の透明な歳月の光「適度な距離」保ち受け入れを」

 最近の「イスラム国」の問題など見ていると、つくづく多民族の心情や文化を理解するのはむずかしい、と思う。
一方で若い世代の人口比率が減るばかりの日本では、労働力の補充のためにも、
労働移民を認めなければならないという立場に追い込まれている。

 特に高齢者の介護のための人手を補充する労働移民には、今よりもっと資格だの語学力だのといった分野のバリアは、取り除かねばならない。つまり高齢者の面倒を見るのに、ある程度の日本語ができなければならないとか、衛生上の知識がなければならないとかいうことは全くないのだ。(中略)

 しかし同時に、移民としての法的身分は厳重に守るように制度を作らねばならない。条件を納得の上で日本に出稼ぎに来た人たちに、その契約を守らせることは、何ら非人道的なことではないのである。不法滞在という状態を避けなければ、移民の受け入れも、結局のところは長続きしない。

 ここまで書いてきたことと矛盾するようだが、外国人を理解するために、居住を共にするということは至難の業だ。

 もう20~30年も前に南アフリカ共和国の実状を知って以来、私は、居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい、と思うようになった。

 南アのヨハネスブルクに一軒のマンションがあった。以前それは白人だけが住んでいた集合住宅だったが、人種差別の廃止以来、黒人も済むようになった。ところがこの共同生活はまもなく破綻した。
 黒人は基本的に大家族主義だ。だから彼らは買ったマンションにどんどん一族を呼び寄せた。白人やアジア人なら常識として夫婦と子供2人くらいが住むはずの1区画に、20~30人が住みだしたのである
 住人がベッドではなく、床に寝てもそれは自由である。しかしマンションの水は、一戸あたり常識的な人数の使う数量しか確保されていない。

 間もなくsのマンションはいつでも水栓から水のでない建物になった。それと同時に白人は逃げ出し、住み続けているのは黒人だけになった。

 爾来、私は言っている。
「人間は事業も研究も運動も何もかも一緒にやれる。しかし居住だけは別にした方がいい。』

 もはや、突っ込みどころが多すぎ、論評を投げ出したくなるのですが、一つ一つ。
 まずは「イスラム国」という呼称は止めましょう。ついでに、イスラム国は別にイスラム文化圏の心情や文化を代表しているわけでもありません。単なるテロリストです。

 曽野氏の書き方では、普通に読むとISILがイスラム圏の「ある種の心情・文化」を象徴しているように読めてしまいます。ISILはテロリストであり、イスラムとは関係ありません。

 次に、日本の生産年齢人口が減少し、今後の我が国で「超人手不足」が進行していくことは明らかですが、別に人手不足の解決策は「外国移民による労働力補充」ではありません。といいますか、人手不足を「外国移民による労働力補充」以外の策で解消しようとしたとき、我が国は経済成長します。

 なぜ、断言するかといえば、まさに我が国の高度成長期が、
「人手不足(当時の失業率は1%未満)を外国移民による労働力補充以外で解決しようとした」
 結果、実現したためです。外国移民ではなく、いかなる手段で人手不足を解消しようとしたのか。もちろん、生産性の向上です。今後の我が国が人手不足になるのは明らかですが(すでに一部の産業でなっていますが)、解決策は生産性の向上(デフレ脱却後の話)であり、外国移民ではありません。

 この辺りの話は、「国民経済」を理解していなければ分からないでしょうが、より問題なのは「その後」の曽野氏の文章です。

「外国移民を受け入れるのは仕方がないが、居住区を分けるべきだ」
 という主張を曽野氏はされているわけです。いまどき「ゲットー方式」を支持する日本人(あえて日本国民とは書きません)がいるとは驚きですが、それ以前に曽野氏が「外国移民の問題」について全く理解していないことが明らかになりました。

 外国移民の最大の問題は、むしろ、
「外国移民が特定の居住区に集中して住んでしまい、ネイティブな国民と分かたれる集住化」
 なのです。まさに、曽野氏のいう、
「移民の居住区が分けられ、集住化が進み、国の中に別の国ができていく」
 ことこそが、現在の欧州(スウェーデンなど)の移民問題の本質なのでございます。「善意」をもって移民を受け入れても、彼らは集住化し、ネイティブな国民と融合することはなく、スウェーデンでいえばヒュースビーやローゼンガードといった地区に集中して住み、その地区が「スウェーデンの中の別の国」と化している光景を、わたくしはこの目で見ました。

 恐るべきほどの無知というべきでしょうか。あるいは、恐るべきほど「無邪気」というべきでしょうか。分かりません。

 いずれにせよ、曽野氏のコラムを読み、わたくしは「思想」の恐ろしさを骨の髄まで味わったわけでございます。正しい「思想」あるいは「考え方」に基づき、国民や政治家が動かない限り、我が国は中長期的には「今とは違う日本的な国」に変貌を遂げることになるでしょう。

 止めなければなりません。


(転載終わり)

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  1. 2015/02/13(金) 12:36:39|
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