にわか日本好きが選ぶ、気になるニュース

気になるニュースを思うまま書いてます。

【プーチンのウクライナ軍事介入】「オバマの負け」の共通認識のなか、日本はどうする?

ウクライナ情勢ですが、

「ロシア政治経済ジャーナル」 2014/3/2号
「プーチンは、なぜウクライナに【軍事介入】するの?」の記事にて、

超わかりやすく解説されています。
(2日経っていますので、若干情報が古いですが・・)


こんなことがわかります。
======================

・なんで、いきなり「軍事介入」するの?

・なぜロシアにとってクリミアは、戦略的に超重要地域なの?

・プーチンは、クリミアに軍隊を送って、何を目指す?

・欧米は、ロシアの軍事介入にどう反応する?

・その結末は?

・日本はどう対応すべき?

======================


今回のこの騒動で、

私がとても興味深いのは、

日本でも【アメリカのオバマ】を支持する声が少ないことです。


このこと自体、アメリカのパワーが落ちている証拠なんでしょうね。。


例えば、三橋貴明さんの3/3のブログ記事です。

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11785749600.html

~~(引用はじめ)~~

 ウクライナ軍は、ロシア軍の敵ではありませんので、
即座にNATOに支援を要請することになるでしょう。

NATOが出張ってくると、
これは本格的な「戦争」に突入することになります。

とはいえ、現在のアメリカの指導力低下を見る限り、
NATOは動かないと予想しています。

 さて、今回のウクライナ危機における「悪者」は誰でしょうか。
あるいは「善人」は誰でしょうか。

 個人的には、悪者も善人もいない、
あるいは区分は無意味であると考えています。


ウクライナ西部の親EU派も、
東部、南部の親ロシア派も、
EUも、ロシアも、クリミア自治共和国も、

それぞれが「自らの利益」あるいは「国益」の追求のために動き、
あるいは「動かず」、現在の混沌とした状況を招いてしまったのです。
(根っこには、ウクライナが西部と東部で人種、言語、
宗教等が違うという問題があるわけですが)


 これは予想ですが、

日本のマスコミは親EUの現政権を「善人的」に、
ロシアサイドを「悪者的」に報道すると思います。


別に、プーチン大統領を庇いたいわけではないですが、
現実の世界はそんなお花畑が頭に咲いた
国内マスコミが望むような「善 対 悪」で割り切れるはずがない、という話なのです。


~~(引用おわり)~~


【別に、プーチン大統領を庇いたいわけではないですが、】


三橋さんは、
プーチン大統領をかばってますね。(笑)



遠藤健太郎さんの3/3のブログでも同じような見解でした。

露の軍事介入は「当然」
http://endokentaro.shinhoshu.com/japan/post3267/

~~(引用はじめ)~~


 わが国は、安易に米国の(今後なされるであろう対露制裁の)
決断に追従すべきではありません。


そもそもウクライナ親露派の
ヴィクトル・ヤヌコーヴィッチ大統領を失脚させる暴力行為に数億ドルを投入し、
殺しのプロを送り込んだのは、一体どこの国ですか?


 露国にとって、黒海に面する重要な権益に対し、
米国に干渉されて影響力を行使出来なくなるのは我慢なりません。

「欧州連合(EU)なんかクソったれ」
と吐いた米国のヴィクトリア・ヌーランド国務長官補と
ジェフ・パイエト駐ウクライナ大使との私用電話が盗聴された件は、
極めてまずいタイミングだったと申せましょう。


~~(引用おわり)~~


【わが国は、安易に米国の(今後なされるであろう対露制裁の)
 決断に追従すべきではありません。】


対露制裁のアメリカの決断に追従するな!


わりと、ロシアに理解を示す人が多いんですよね。


こんな(↓)アメリカに不利な情報もどんどん出てきます。

●マスコミ:米国政府とeBayの創設者 
「ユーロ・マイダン」の準備に資金を提供
http://japanese.ruvr.ru/2014_03_03/129357658/

サイトThe Pando Dailyの記者たちは、
ウクライナの首都キエフで抗議デモを組織したグループが、
アメリカ合衆国国際開発庁を含む米国の政府慈善組織から
何度か資金援助を受けていたことを裏付ける文書を発見した。

(後略)
===


時代は本当に変わりました。

プーチン大統領は、スノーデンさんから何か情報を貰っているのですかね。。


このアメリカの凋落を利用して、
日本は【自立】しましょう!


今マズイのは、
慌てて、【総理が靖国神社参拝】して、

日米分断して、中国を喜ばすことです。


「ロシア政治経済ジャーナル」で、

日本はどう対応すべきかをご確認ください↓

== RPE Journal===================================================



ロシア政治経済ジャーナル No.1033 2014/3/2


【衝撃】★プーチンは、なぜウクライナに【軍事介入】するの?
http://archive.mag2.com/0000012950/20140302181000001.html

================================================================



全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。



(●全米につづき、全豪津々浦々に「慰安婦像を建てる!」と宣言
した韓国。

そんな韓国に、「倍返し!」したい方は、必ずこちらをご一読くださ
い。↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20140227000000001.html


(●こりゃあ、革命も起こるわ・・・。
汚職で建てたヤヌコビッチ大統領の超豪邸に唖然。
詳細は、【編集後記】で! )





前号では、04年のオレンジ革命を例に、「ウクライナ問題は、
欧米とロシアの『代理戦争』である」ことを書きました。


まだ読んでない方はこちら。

●ウクライナ革命1~これまでの経緯
http://archive.mag2.com/0000012950/20140228000000001.html


そして、前号の終わりに


「つづきは、(何も大事件がなければ)次号お話しましょう。」


と書きました。


しかし、【大事件】が起こってしまいました。


そう、ロシアがウクライナに【軍事介入】すると発表したのです。


で、「どうしようか?」と考えました。


そこで、04年のオレンジ革命から今回の革命までを超短縮し
て書き、「軍事介入」の意図について詳しく書こうと思います。


今回の話は、(ちょっと予定は狂いましたが)前号のつづきです。


まだの方は、必ずこちらからお読みください。


●ウクライナ革命1~これまでの経緯
http://archive.mag2.com/0000012950/20140228000000001.html



▼オレンジ革命から2010年大統領選挙まで



さて、04年の革命で、欧米が支援するユシチェンコが大統領に就
任しました。(05年1月)

こんな顔↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%82%B7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B3


しかし、ユシチェンコの政権運営は、楽ではなかったのです。


プーチンは、「ウクライナがロシアを捨てて欧州にいくのなら、
天然ガスを安く売る道理はない!」と激怒。


いままでの(激安)優遇価格から、国際市場価格まで、一気に倍以
上の値上げを要求します。


ウクライナはこの条件に不満。


両国対立は、どんどんヒートアップ。


ロシアは06年1月、ウクライナへのガス供給を止めてしまいます。


ウクライナ国民(ととばっちりをくった欧州)は、大迷惑。


ユシチェンコは、大統領就任後わずか1年ちょっとで、国民の信
頼を失ってしまったのです。


06年3月、議会選挙がおこなわれました。


そして、ロシアとの関係改善を主張する「地域党」が第1党にお
どりでます。


ちなみに「地域党」の党首は、オレンジ革命でユシチェンコにや
ぶれたヤヌコビッチ元首相。

こんな顔↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%8C%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%81

この選挙の結果、ヤヌコビッチが首相に就任。



ユシチェンコ大統領は、親欧米。

ヤヌコビッチ首相は、親ロシア。



こんな方向性の定まらない政権が、うまくいくはずないのです。


その後も、いろいろゴタゴタがありました。


しかし、細かく書くと頭が痛くなるので、省略。


結局、2010年の時点で、ユシチェンコはボロボロ。


この年の大統領選挙に、ユシチェンコは出馬しませんでした。


2010年の大統領選は、ヤヌコビッチと美人政治家ティモシェ
ンコの戦いに。

美人政治家ティモシェンコはこんな顔。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A2%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B3



そして、ヤヌコビッチが勝利。


結局、04年の大統領選で一度は勝利しながらも、オレンジ革命
で追い出された男ヤヌコビッチが、リベンジを果たしたのです。


今回は、ロシアの勝ちでした。


しかし、権力を手にしたヤヌコビッチは、ロシアに従順とはいえ
ませんでした。


「欧米」と「ロシア」の間を「行ったり来たり」しはじめたのです。


なぜでしょうか?


一つは、ウクライナは財政的に苦しいので、「ロシアからも金
(支援)を」「欧米からも金(支援)を」と考えたのでしょう。


もうひとつ、彼にはオレンジ革命で欧米にやられたトラウマが
ある。


「できれば、欧米とも仲良く、ロシアとも仲良く」と考えるのはわ
かります。


そんなこんなで、ヤヌコビッチは、EUとの関係を深化させる貿
易・政治協定の調印を目指しました。


しかし、プーチンがストップをかけます。


ヤヌコビッチは2013年11月、EUとの協定調印を「ドタキャン」。



ロシアは、その見返りとして、「150億ドル」の支援と、ガス価格
の値下げを約束しました。


しかし、欧米との接近を願う国民(特にウクライナ西半分)はこ
れに不満。


首都キエフでは、連日大々的なデモがつづきました。


ヤヌコビッチ側と、野党勢力側の戦いは次第に「武力的」な様
相を見せはじめます。


結局、2月22日、ヤヌコビッチは身の危険を感じ、ウクライナか
らロシアにむけて脱出。


新政権は、ヤヌコビッチを指名手配しました。




<ウクライナ、前大統領に逮捕状─民間人大量殺害の容疑

ウォール・ストリート・ジャーナル 2月25日(火)10時58分配信

 ウクライナの代行政権は24日、解任されたヤヌコビッチ前大統
領に対する逮捕状を発行し、民間人の「大量殺害」の容疑で捜査
を開始したと発表した。

先週首都キエフで起きた治安部隊とデモ隊との衝突で数十人が
死亡している。>



ずいぶんあっさり書きましたが・・・。


いよいよ本題に入ります。



▼プーチン、ウクライナに軍事介入宣言!


さて、3月1日、プーチンは「ウクライナに軍事介入する!」と宣言
しました。




<ウクライナ軍事作戦提案=ロシア大統領、議会は容認か─クリミ
ア半島情勢重大局面

時事通信 3月1日(土)18時29分配信

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は1日、ウクライナ・クリミ
ア半島での軍事作戦を議会に提案した。

大統領は声明で「ウクライナの非常事態とロシア系住民の生命の
脅威に関連し、事態の正常化に向け、ウクライナでロシア軍兵力を
使うことを連邦議会に提案した」と表明。

緊迫が続くクリミア半島情勢は重大局面を迎えた。>




事情を知らないと、「なんか唐突だな!?」と思われることでしょう。


ポイントは、「ロシア系住民の生命の脅威に関連し、」という部分。


クリミア半島(具体的にはクリミア自治共和国)は、もちろんウクラ
イナの一部。


しかし、民族構成をみると、196万人の人口のうち、


ロシア人が118万人で、実に約60%を占めています。


一方ウクライナ人は、49万人で、約25%に過ぎない。


ウクライナの首都キエフでは、親欧米勢力が勝利した。


しかし、中には武装蜂起を主導した過激な民族主義集団も存在して
います。


(ドミトリー・ヤーロシ率いる「右派セクター」は、ウクライナ各地の自
治体を武力で占拠した。)


「ウクライナ民族主義者が、クリミアにやってきて、ロシア系住民を
虐待するのではないか?」


クリミアのロシア人たちは、それを恐れているのですね。


そして、プーチンに「支援」を要請した。




<クリミア自治共和国の親ロシア派、アクショノフ首相は1日、全
軍と治安部隊を指揮下に置くと宣言するとともに、ロシアのプー
チン大統領に治安回復に向けた支援を要請した。>

(同上)



「ロシアは、クリミアのロシア系住民の安全を守らなければならな
い!」

というのが、プーチンの大義なのです。


もちろん、ウクライナ側からみれば、「侵略」に違いありません。



▼「戦略上」の理由


クリミア半島は、ロシアにとって、超重要な軍事拠点でもあります。


そう、(クリミア自治共和国ではないが)セヴァストポリ市には、


ロシアの【黒海艦隊】が駐留しているのです。


セヴァストポリには、もともとソ連黒海艦隊がいました。


しかし、ソ連崩壊後、この地はウクライナ領になった。


現在ロシアは、「ウクライナに金(年9800万ドル)を払って借りてい
る」状態。


ロシアとウクライナの協定により、黒海艦隊は、2045年までこの地
にいられる。


しかし、親欧米の新政権は、「セヴァストポリはロシアに貸さないよ
!」となり、


黒海艦隊が追い出される可能性が高い。


もっと大切なこと。


ロシア黒海艦隊が出ていった後、この地に誰もこないのでしょう
か?


いえ。


「アメリカ海軍がはいってきて、この地に基地をつくるだろう」


これをロシアは恐れているのです。


そして、親欧米政権は、EUの加盟とともに、NATO加盟を目指
すに違いありません。


クリミア半島は、戦略上、ロシアにとって超重要なのですね。




▼ロシアは、「南オセチア」「アプハジア」型を目指す


さて、次にロシアの目的を見てみましょう。


プーチンは、クリミアの未来についてどんな展望を描いているので
しょうか?


参考になるのが、08年8月の「ロシア─グルジア戦争」です。


この戦争で、ロシアはグルジアに圧勝。


そして、グルジアからの分離独立を目指していた南オセチア
とアプハジアは、独立を宣言しました。


そして、ロシアは、この2国を承認した。


グルジアのみならず、ほとんどの国が南オセチア、アプハジアを
独立国家と認めていません。


しかし、両地域は、確かに「事実上の独立」をなしとげ、ロシアの
目標は達成されたのです。



このケースを参考に、クリミア情勢を見てみましょう。



<クリミア自治共和国の親ロシア派、アクショノフ首相は1日、全
軍と治安部隊を指揮下に置くと宣言するとともに、ロシアのプー
チン大統領に治安回復に向けた支援を要請した。

自治権拡大をめぐる住民投票も3月30日に前倒し実施する。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(同上)




これです。


住民投票がどんな内容になるのか不明ですが、結局「ウクライナか
らの(事実上の)分離独立」を目指すのではないでしょうか。


ロシア系住民が60%という事実を見れば、住民投票の結果、クリミ
ア自治共和国が「事実上の独立」を達成することは間違いないと思
われます。


そうなると、ウクライナ新政権は黙っていないでしょう。


武力でこの動きを阻止する可能性がでてくる。


ロシア軍は、「クリミア半島のほとんどはロシア人。ロシア人をま
もれ!」という大義名分で介入。


ロシアーウクライナ戦争が勃発する可能性が出てきます。



▼欧米はどう動く?



私たち日本人は、「おいおい、そんなことしたら世界大戦になるん
ちゃうか!???」と恐れます。


実際、オバマさんは、ロシアに「警告」しています。




<ウクライナ>オバマ氏「軍事介入には代償」ロシア軍情勢に

毎日新聞 3月1日(土)11時11分配信

 ◇国連安保理が非公開の緊急会合、「深い懸念」表明

  【セバストポリ(ウクライナ南部)で真野森作、ワシントン白戸圭一
、ニューヨーク草野和彦】

ロシア系住民が多いウクライナ南部クリミア自治共和国でロシアが
軍事侵攻する懸念が高まっている。

オバマ米大統領は28日、「いかなる軍事介入にも代償が伴う」と、
ロシアを強くけん制。

国連安保理も同日、非公開の緊急会合を開き「深い懸念」を表明
した。

現地からはロシア軍とみられる部隊が到着したとの情報が続々と
伝えられ、緊迫感を増している。>




「いかなる軍事介入にも代償が伴う!」


問題は、プーチンが「欧米の反応をどう読んでいるのか?」という
ことです。


実をいうと、これについても「前例」があります。


そう、「ロシア─グルジア戦争」。


このとき、欧州もアメリカも、ロシアをさんざん非難しました。


しかし、実際米軍・NATO軍がロシア軍と戦うことはありません
でした。


グルジアは、欧米に捨てられたのです。


では、米軍、NATO軍は、「今回ウクライナのためにロシア軍と
戦うのだろうか?」。


プーチンは、「米軍もNATOも出てこない」と読んでいるのでし
ょう。


なぜでしょうか?


そもそも「NATO」は、「加盟国が攻撃されたら、共同で攻撃国
と戦う」ための組織。

(つまり集団的自衛権。)


ウクライナは、NATOの加盟国ではない。


ですから、NATOがウクライナのためにロシアと戦う「法的根
拠」はありません。


そして、石油・ガスのかなりの部分をロシアに依存している欧
州は、

「EUでもないウクライナのために、ロシア軍となんて戦いたくな
い!」となるでしょう。



米軍はどうでしょうか?


ロシア─グルジア戦争は、オバマよりもっと好戦的なブッシュの
時代に起こりました。


しかし、ブッシュですら、実質何もできなかった。


「弱気でシリア攻撃をドタキャンしたオバマに、俺(プーチン)と
戦う勇気があるわけない!」


プーチンはそう読んでいるのでしょう。


結局、ウクライナ新政権は、単独でロシア軍と戦うか、クリミア
を、実質ロシアに譲るか選択を迫られます。

(もちろん、欧米から資金、武器などのサポートはあるでしょう
が・・・。)



(ちなみに、クリミアは、1954年までロシア領でした。

といっても当時はロシアもウクライナも「ソ連」ですから、「領」とは
いえませんが・・・。


<クリミアはロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のクリミア州と
なったが、1954年、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国へと移管
された。

この移管は、行われた時点ではソ連の解体は想定されていなか
ったため問題とならなかったが、40年後のソ連崩壊により、クリミ
アのロシア人たちは再びロシアへの帰属を求めるようになった。>

ウィキペディア)



▼結末は?


実際はどうなるかわかりませんが、結末を予想してみましょう。



1、クリミアは、「事実上の独立」を勝ち取る


2、欧米は、「経済的に逆襲」する

欧米は、軍事的にはロシアをどうすることもできないかもしれませ
ん。

しかし、経済的な逆襲はできます。

具体的には、ロシアから外国投資が逃避することになるでしょう。

結果、ロシア経済は停滞することになります。



3、プーチンの国内人気は上がる

ちなみにロシアの全政党が軍事介入支持。

ロシアの全メディアも軍事介入を支持しています。

国民すら、「クリミアはもともとロシアの物なのだから、取り返す
のは当たり前」という反応が多い。


ちょっと、日本人の私には、理解を超えた考えですが、これが
事実。

プーチンの人気は、この軍事介入で上がることになるでしょう。



4、ロシアの国際的孤立は強まる

とはいえ、やはり国際世論をつくるのは欧米です。

欧米は、全力をあげて「プーチンは、ウクライナを侵略した恐ろしい
独裁者!」というイメージをつくりあげていくことでしょう。

ロシアの国際的孤立は強まります。



5、ウクライナの政情は安定せず

ヤヌコビッチ大統領の敗走で、欧米が完全勝利したと思われた今
回の戦い。

プーチンの介入で、安定がまた遠のきました。




▼日本はどうするべき?


最後に、わが国の対応について考えみましょう。


日本とロシアの関係は、メド前大統領の北方領土訪問以降、
最悪になっていました。


しかし、プーチンが大統領に返り咲き、かなり改善されてきて
いる。


日本にとって、ロシアはなぜ重要なのか?



1、尖閣をめぐって日中戦争が起こった際、ロシアには最低中立
を守ってもらう必要がある

中ロが一体化したら、日本単独では絶対勝てません。

だから、日本は「中ロ分断」を目指す必要がある。



2、安倍総理は、「自分の任期中に北方領土問題を解決する!」
と宣言しておられる

「ウクライナ問題」で日ロ関係が悪化すれば、領土問題解決は
絶望的になります。



3、安い天然ガス

日本は、カタールなどから、超割高で液化天然ガスを輸入して
いる。

これが、電気料金値上げや貿易赤字の原因で、大きな問題に
なっています。

ロシアは、天然ガスを安く売る意向を示しています。



以上のファクターを頭に入れたうえで、日本はどう対応すべき
なのでしょうか?


日本が、もしロシアを支持すれば、ウクライナ新政権を支持す
る欧米との関係が悪化するでしょう。


ただでさえ日米関係は悪化しているのに、さらに悪くなります。


そうなると中国は大喜びし、尖閣を奪いにくるでしょう。



といって、欧米と一緒になってロシアを激しく非難すれば、日ロ
関係は悪化。


北方領土は返ってこず、中ロ関係はますます強固になる。



結局、日本は、「欧州の尖閣問題への反応」をみならい、


欧米ともロシアとも良好な関係を保つよう努力すべきです。


欧州は、尖閣問題で、日本側にも中国側にもつかないでしょう?


なぜかというと、欧州には正直「関係ない」からです。


日本にとってのクリミア問題も同じ。


欧州の指導者が尖閣問題を語る時、「平和裏に解決されることを
望む」など、当たり障りのないことをいうでしょう?


日本もウクライナについては、


「ウクライナ、とくにクリミア問題を深く憂慮している。

双方の話しあいによって、『平和的』に問題が解決することを、心
から願っている」


など、どっちにもいい発言をしておいたらいいのです。


いずれにしても、日本は、欧米とロシアの「ウクライナ戦争」にま
きこまれないよう、慎重に行動する必要があります。






●日本が必ず勝利できる道はあります。

しかし、メルマガ解説するには長くなりすぎますので、こちらをご
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================================================================

★編集後記


ロシアに脱出したヤヌコビッチ大統領の豪邸。

いまでは国民に開放され、「観光地」になっています。

なんでも敷地が150ヘクタールほどあるとか。

こりゃあ、革命も起こりますね・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=lRTp88CanVA



RPEジャーナル
北野幸伯



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