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【「八重の桜」がつまらん理由】『変節』に関して,全く落とし前を付けてない

本日(2013/11/26)のメルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』の記事
「【藤井聡】「震災ゴジラ」をよろしく!」は、面白かったです。


佐藤健志著の「震災ゴジラ」の解説なのですが、

そのなかで、藤井先生が「八重の桜」について書かれています。


こちら↓


~~(引用はじめ)~~


この本の重要なモチーフは,

「兎に角,日本人は,敗戦に伴う戦前から戦後にかけての『変節』に関して,全く落とし前を付けてない」

ってところだと思います.

で,この問題に何とかけりを付けて,
筋を通そうとしたい願望が我々日本人にはあるわけですが,
その願望に対して,戦後日本人は,ホント真面目じゃ無い....だから結局,
時間が経てば経つほど,その精神にはウジ虫が一杯わいてくることになる....ってことが,

この震災ゴジラには,「これでもか,これでもか!」って書かれてるんですね.


まぁ,一番最近の例で言うと,NHKの「八重の桜」です.

会津が滅ぼされる前の話と,滅ぼされた後の明治維新の話では,
「えっ?これ,おんなじ話か?あん時の屈辱,どうやって落とし前つけんだ?」
って程に「変節」してしまって,その後がグズグズになってくる....ってのと同じ構造ですよね.


(#会津が滅ぼされるまで必死で見ていた我が家族は,
なんだか負けた後,ドラマの中の台詞がなんだか皆メチャクチャになってきたので,
だんだん見る気が失せてしまって,結局,誰も見なくなってしまったのでありました...が,

そんな事ばっかやってたら,「震災ゴジラ」な本なんて,書けないっすよね 笑)

~~(引用おわり)~~


藤井先生は、大河ドラマが始まったころは、
「八重の桜」を熱心に見ておられましたが、、、

(拙ブログ参考)

●【藤井聡/「八重の桜」で心に残った言葉は「やむにやまれぬ」】
植木等風に言うと「わかっちゃいるけど、やめられない」
http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3237.html


●【藤井聡の「八重の桜」評論2】
「一藩をかけてでも、お守りする。それが会津の義だ」
http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3342.html


僕は最初の2ヶ月くらい見て、
しばらく見逃したので、見なくなったのですが、、


うちの妻は、ずっと熱心に見てたのが、
最近は見なくなった理由がわかりました。

「ジョーがニコニコしてるだけで、つまらん」って言ってました。(笑)


ところで、
「震災ゴジラ」の本は、私も購入して、まだ読んでいません。

早速、明日から通勤電車のお伴に読んでみます。


あと、藤井先生は、しきりに「進撃の巨人」ネタを絡ませていますが、(笑)


私が「進撃の巨人」を知ったのも、藤井先生の紹介からです。

三橋貴明さんや「ロシア政治経済ジャーナル」の北野幸伯さんも
「進撃の巨人」のファンのようです。


==================
北野幸伯さんは本日、新刊が発売です。

日本自立のためのプーチン最強講義
~ もし、あの絶対リーダーが日本の首相になったら

(詳細は→ http://tinyurl.com/nkam4c9  )

==================


ちなみに、
ヤフーの毎年恒例の「2013検索ワードランキング」では、
http://promo.search.yahoo.co.jp/ranking/2013/

動画検索ランキング1位が「進撃の巨人」です。
http://promo.search.yahoo.co.jp/ranking/2013/general.html


画像検索ランキングでは、

「壇蜜」についで、2位です。(笑)


今年1年を振り返って、
藤井聡先生の記事、全文をどうぞ↓

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

『三橋貴明の「新」日本経済新聞』  2013/11/26


【藤井聡】「震災ゴジラ」をよろしく!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


From 藤井聡@京都大学大学院教授


佐藤健志さんから,内容についてのご解説も含めた大変丁寧なお手紙と一緒に,「震災ゴジラ」献本いただきました(サブタイトルは「戦後は破局へと回帰する」です).

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周りの方からも「面白いよ!」っていう話を伺っておりましたので,とても気になっていた本でありましたが,なんやかやとバタバタしており,なかなか読めなかったところ,ようやく読み始めたのですが....

これはマジで,超絶に面白い本です!!

まだ半分程度しか読んでませんが,もう次のページをめくるのが楽しくって楽しくって仕方が無くなってしまいました(笑).

この本の何が面白いかっていうと,「他に類例の無い,独自性」です.

赤ちゃんの頃って,何でも面白くって,ボールが転がったり,鈴が鳴ったりするだけで喜んでましたよね.なぜかっていうと,生まれたばかりですから,彼等にとっては,ホールや鈴は「他に類例のない独自性」があったからです.

でも,それもしばらくすると慣れてきて「退屈」になります.が,その後,電車やクルマを見るだけでもものすごくおもしろがったりするようになります.これもなぜかってと,彼等にとってみれば「他に類例の無い独自性」があるからです.

・・・・なんてことを繰り返しながら大人になる訳ですが,もうそうなっちゃうと,なかなか「他に類例の無い,独自性」になんて巡り会う事が無くなってきます.

が!

久方ぶりに,「こりゃ,他に類例のない独自性だわさ!」と思ったのが,この「震災ゴジラ」でありました.

・・・

じゃぁ,何が独自なのかというと,この「戦後日本」というものを,いろんな(いわゆるジャンクなB級なのを中心とした)映画を通して,「解釈」していくんですが,その解釈が,ホント,凄く新鮮な解釈論なわけであります.

しかも,その新しい解釈ってのは,当方にとっては,ほんっっっとに,ものすっごく「しっくり」と来る,どっからどう見てもオーソドックスなものじゃ無いか...?なんて思えてくるものなのであります.



ちなみに「解釈」ってなんなのか・・・っていうのは,あっさり言うと「物語りを作る」ってことなんですね.

で,今回,この本で,主な得解釈の対象としているのは,

「あの,昭和20年8月15日に本土決戦を断行しないままに迎えた敗戦以降の日本」

です.つまり,この本では,

  「本土決戦をしないままに終戦を迎えた戦後日本物語」

が書かれているわけであります(まったく物語的,小説的には書かれていない,社会科学的解釈論の本でありますが,その内容は,新しい物語,が紡がれているわけです).

で,その,戦後日本についての物語,当方もこれまで「強靭化の思想」の「村上春樹を巡る戦後日本のクロニクル」なんかで論じたりしてきましたが....

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それはあくまでも,「こちら側」(戦いを挑む側=「死せる餓狼の自由を求める側」=まぁ,エレン側ってことですね 笑)から見た「戦後史」であって(だから,強靭化の思想なわけですが),

「あちら側」(つまり,戦わない側=「進む意志を嗤う豚」側ってことですね 笑)の分析ではなかったのですが....
  (#すみません,上記台詞は,「進撃の巨人ネタ」です.
   分からない方は,その台詞はスルー頂いても,大丈夫です)

実際には,ウジ虫がふんだんに湧きまくったおぞましき腐臭を放ち続ける腐りきった深層心理で,私たち戦後日本人の精神はタップンタップンに満たされてているのです.
  (#なんつったって,進む意志を嗤う豚なんですから←済みません,これも進撃ネタです 笑)

...で,それはあまりにも「腐臭」を放っているので,誰もそのまま取り出して,

 「ほら,俺たち,こんな風に腐ってるでしょ,へへへ(笑」

なんて,あまり誰もやってなかったのですが,この震災ゴジラ,そんなことやっっちゃってるんですねぇ(笑).

こりゃ,ホントに痛快.ホントにあっぱれです.

文字通りホンットの「他に類例のない独自性」なわけで,こんな面白い本,ほとんど見たないんじゃないか!?.....なんて思ってしまうくらい,楽しいです.
 #小三の頃にはじめて,マカロニほうれん荘の第三巻を手にとって読んだ時のような感じですね(笑

....

という当方の私的な感想はさておき,中身に少しだけ触れておきますと,

この本の重要なモチーフは,

「兎に角,日本人は,敗戦に伴う戦前から戦後にかけての『変節』に関して,全く落とし前を付けてない」

ってところだと思います.

で,この問題に何とかけりを付けて,筋を通そうとしたい願望が我々日本人にはあるわけですが,その願望に対して,戦後日本人は,ホント真面目じゃ無い....だから結局,時間が経てば経つほど,その精神にはウジ虫が一杯わいてくることになる....ってことが,この震災ゴジラには,「これでもか,これでもか!」って書かれてるんですね.

まぁ,一番最近の例で言うと,NHKの「八重の桜」です.

会津が滅ぼされる前の話と,滅ぼされた後の明治維新の話では,「えっ?これ,おんなじ話か?あん時の屈辱,どうやって落とし前つけんだ?」って程に「変節」してしまって,その後がグズグズになってくる....ってのと同じ構造ですよね.

(#会津が滅ぼされるまで必死で見ていた我が家族は,なんだか負けた後,ドラマの中の台詞がなんだか皆メチャクチャになってきたので,だんだん見る気が失せてしまって,結局,誰も見なくなってしまったのでありました...が,そんな事ばっかやってたら,「震災ゴジラ」な本なんて,書けないっすよね 笑)


(#さらにちなみに,当方が一番好きな物語は,「太平記」ですが,これもまた,同じような話ですよね.どうやら当方の精神は,10歳くらいから兎に角,歴史の中にある変節を見いだしては,それにどうやって筋を通せるか........ってのを考え続けてきたんだなぁ....と改めて思いました.

が,それって,昔の日本人は皆やってて,だから,楠木正成も,西郷隆盛も,白虎隊も,英雄になってるんですよね.だからそれって,ものすごーくふつーーーーの話なわけです.まぁ,今となっては,ほとんどそんなの,見聞きしなくなりましたがね....ったくもう...)

なんて,余談が増えてしまいましたが,まずは是非,皆さんもお手にとって,お読みになって下さい!
マンガみたいに,はまる人はメチャはまると思いますよ.

で,読めば読むほど,「進む意志を嗤う豚よりは,死せる餓狼の自由を!」と思うようになって,精神も一身も「強靭化」され,これがベストセラーになれば,ニッポン一国が「強靭化」される!.....かどうかは皆様のご判断にお任せしますが(笑),兎に角,「震災ゴジラ」是非,よろしく御願いします!!

PS
この本,いろんな側面がつまってますから,必ずしも最初から読まなくても,気になった章からお読み頂いても,大丈夫だと思います.例えば,以前「正論」で公表された「1章」あたりから読まれると,分かりやすいかも.
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  1. 2013/11/26(火) 12:47:12|
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