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【公共事業費は、前年度より15.6%も多い】は嘘。「実質上の増分」は,たった0.3%

昨日(2013/02/12)の『三橋貴明の「新」日本経済新聞』の記事
「【藤井聡】増えてません」は必読です!!

~~(引用はじめ)~~


なぜなら....実は,来年度の当初予算において,
公共事業は15.6%増えたと言われていますが,
これは実は,単なる「見かけ上の増分」であって
「実質上の増分」は,たった0.3%にしか過ぎないのです(!).

つまり、上記報道等で「公共事業は増えた増えた」と言われ、
一部において「いかがなものか」という論調が報道されているわけですが、
(補正において公共事業が増えたのは事実であるとしても)
当初予算については、実質上、まったく増えてはいないのです。


(中略)

これは少々わかりにくいかもしれませんので,少し,
解説いたします.

民主党政権では,「地方主権」の大方針がありましたから,
その方針の下,中央政府が交付する地方交付金を,
基本的に「一括交付金」というものに変えられました.

その時,公共事業関係費としてかつては計上されていた,交付金は,
一括交付金として,計上されるようになり,
「見かけ上」公共事業が大幅に削減される格好となったのです.

ところが,今回の政権交代で,
再び,かつての様に,交付金を公共事業関係費に計上するようになったのです.

...ということですから,H24とH25では,
「公共事業関係費」
として計上される項目の「定義」そのものが,かわっちゃってた訳ですね.

ですので,この資料では,定義をあわせて,
H24とH25の公共事業関係費を比較してみました,
という値も掲載してあるわけです.

で,その結果は,ほっとんど,双方,同じだ,
ということとなったわけです
(なんといっても,0.3%しか変わらないのですから!).

いずれにしても,定義が違うんですから,
H24とH25の公共事業関係費を,
一般メディアで紹介されているような格好で,
単純に比較してはいけないのです.

(中略)

公共事業の当初予算は,
本来は増えていないのに,
増えていると喧伝され,
それを通して,
「公共事業を減らした方が良い」
という世論が「過剰」に形成されてしまい,
結果として,実際に公共事業が,増えるどころか,
かつて以上に削減してしまう....

という可能性も十分に考えられるわけです.

もちろん,公共事業を削減することが,
国益に叶う事であるなら,
虚偽の情報が世間に流布される実情は,
さして問題にならないのかも知れません.

が....巨大地震の危機,インフラ老朽化,
インフラ不足による国際競争力の低下...
等が明らかになりつつある今日においては,
それは「大問題」だと言えるのかもしれません.

....ついては,本メルマガをご覧の方々だけでも,
しっかりと,「真実」をご理解頂いた上で,
適正なご判断,ご意見を形成されますことを,
祈念いたしたいと思います.

~~(引用おわり)~~


これはヤバい、
この事実を多くの方に伝えましょう!!

藤井聡先生の記事をどうぞ↓

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

 『三橋貴明の「新」日本経済新聞』 2013/02/12


【藤井聡】増えてません
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/02/12/fujii-30/

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FROM 藤井聡@京都大学


安部内閣で閣議決定した,
来年度の当初予算の内訳が,各種報道機関で報道されました.

その中で、最大の伸び幅を示しているのが、
公共事業関係費だと言う風に,報道されています.

例えば,毎日新聞では,
「予算案に盛り込んだ公共事業費は、前年度より15.6%も多い5.3兆円。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130129-00000088-mai-bus_all

と報道され,日本経済新聞では,
「公共事業が大幅増」という見出しの下,
「公共事業は5兆2853億円で、4年ぶりに増える。高度経済成長期に建築したトンネルや橋などの維持・管理では、357億円の上乗せとなる2515億円を計上する。河川管理施設も強化する。12年度補正にも5兆円超の事業を盛り込んでおり、合わせて10兆円規模に膨らむ。」
と報道されています.
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS28058_Z20C13A1EE8000/

こうした流れの中で,東京新聞は,
「公共事業7.7兆円効果不透明 成長率政府見通し疑問も」
という見出しの下,公共事業の「当初予算の増額」に対して,
批判的な見解が存在する旨の記事を掲載しています.

また,これらの報道を受けて, Yahoo!の意識調査では,

「政府が閣議決定した2013年度予算案の公共事業費は、前年度より15.6%も多い5.3兆円。12年度補正予算案と合わせると7.7兆円になるそう。公共事業に予算を大きく配分したことをどう思う?」

というアンケートが実施されています.
http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=8605&wv=1&typeFlag=1

その結果は,以下となっています.

もっと増やした方が良い 19%
適切な規模だと思う   32%
もっと減らした方が良い 46%
(本日時点 45625人参加)

適切と増やした方が良いを併せて,過半数の51%という結果ですから,
今回の安倍政権の公共事業増額は,過半数の評価を受けている,
と解釈しても良さそうです.

が,減らした方が良い,が46%と,半数に迫る数があることも見過ごせません.

....が!!!

上記の報道も,上記のアンケート調査の質問項目も,
残念ながら,「客観的事実」から少々乖離したものなのです。

なぜなら....実は,来年度の当初予算において,
公共事業は15.6%増えたと言われていますが,
これは実は,単なる「見かけ上の増分」であって
「実質上の増分」は,たった0.3%にしか過ぎないのです(!).

つまり、上記報道等で「公共事業は増えた増えた」と言われ、
一部において「いかがなものか」という論調が報道されているわけですが、
(補正において公共事業が増えたのは事実であるとしても)
当初予算については、実質上、まったく増えてはいないのです。

それを考えると,上記アンケートで19%だった「増やした方が良い」という回答は,
もっと高い水準となるのが,実際の状況で,
場合によっては,5割前後まで上昇していた可能性も考えられるかもしれませんね.

...ということでまず、先月とりまとめられた、
公共事業関係の予算についての下記資料の
P2の上部の表をご覧ください。
http://www.posa.or.jp/outline/pdf/20130130004.pdf

御覧のように、確かに、公共事業関係費は、15%程度増加したことが示されています。
しかし、その二行目をご覧ください。

「平成24年度予算額に地域自主戦略交付金(公共事業関係費相当分)を加えた場合」

これは少々わかりにくいかもしれませんので,少し,
解説いたします.

民主党政権では,「地方主権」の大方針がありましたから,
その方針の下,中央政府が交付する地方交付金を,
基本的に「一括交付金」というものに変えられました.

その時,公共事業関係費としてかつては計上されていた,交付金は,
一括交付金として,計上されるようになり,
「見かけ上」公共事業が大幅に削減される格好となったのです.

ところが,今回の政権交代で,
再び,かつての様に,交付金を公共事業関係費に計上するようになったのです.

...ということですから,H24とH25では,
「公共事業関係費」
として計上される項目の「定義」そのものが,かわっちゃってた訳ですね.

ですので,この資料では,定義をあわせて,
H24とH25の公共事業関係費を比較してみました,
という値も掲載してあるわけです.

で,その結果は,ほっとんど,双方,同じだ,
ということとなったわけです(なんといっても,0.3%しか変わらないのですから!).

いずれにしても,定義が違うんですから,
H24とH25の公共事業関係費を,
一般メディアで紹介されているような格好で,
単純に比較してはいけないのです.

....とはいえ,これだけ繰り返し,
 「15.6%公共事業費が増えました」
と各所で報道された訳ですから,
この印象は,世論からは直ぐには払拭されはしないと思います.

そして,その効果として,
先のアンケートで「46%」もに上っていた
 「公共事業を減らした方が良い」
と考える人々が,世論の中で増えていくことになっていくでしょう....

公共事業の当初予算は,
本来は増えていないのに,
増えていると喧伝され,
それを通して,
 「公共事業を減らした方が良い」
という世論が「過剰」に形成されてしまい,
結果として,実際に公共事業が,増えるどころか,
かつて以上に削減してしまう....

という可能性も十分に考えられるわけです.

もちろん,公共事業を削減することが,
国益に叶う事であるなら,
虚偽の情報が世間に流布される実情は,
さして問題にならないのかも知れません.

が....巨大地震の危機,インフラ老朽化,
インフラ不足による国際競争力の低下...
等が明らかになりつつある今日においては,
それは「大問題」だと言えるのかもしれません.

....ついては,本メルマガをご覧の方々だけでも,
しっかりと,「真実」をご理解頂いた上で,
適正なご判断,ご意見を形成されますことを,
祈念いたしたいと思います.

以上,ご紹介まで.


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「公共事業ってホントに必要なの?」
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  1. 2013/02/13(水) 17:36:35|
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